“教えて考えさせる”授業設計のヒント

明治図書教育雑誌「楽しい理科授業」2006年9月号の特集です(http://www.meijitosho.co.jp/zasshi/shosai.html?bango=06481)。

これに載っている鏑木先生の授業は,非常によくできた「教えて考えさせる授業」だと思いました。そのポイントは,習得すべきルールを,「いつでもどこでも成り立つか?」と厳密に聞いたことではないかと思いました。理解確認課題といっても,単に「わかったか?(分からないことはないか?)」と聞くのとは効果が違うと思いました。そう聞いたときに,教科書を読んだだけでそう思う子どもは1/3弱しかいないからこそ,後の「考えさせる」が生きてくるようです。

また,小森栄治先生の有名な気体Xの謎をとけ!も,要は「教えて考えさせる授業」なのだと,この特集を読みながら再認識しました(直接そう書いてあるわけではないのですが)。