韓国や中国における思考力育成教育

NPO「教育テスト研究センター」主催で,「学力とは何か:どう測る? これからの社会で必要な力」についてのシンポジウムが開かれたのだそうです(http://www.gslb.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/gakuryoku/archive/news/20070329org00m040030000c.html)。

この中で,韓国と中国の状況について,次のように紹介されています(強調は引用者)。

韓国では1993年、大学への進学時に受ける「適性テスト」が、達成度を測るテストから思考能力を測るテストに変わった。公務員用適性テストも、暗記型テストから、データ解釈や判断力、論理的思考を測るテストに変わったという。

また、中国でも2001年、試験の得点より子供たちの総合的な発達、能力などに力点を置くカリキュラム再編が行われ、教育の質について「問題を見出し、批判的に考えること、社会に積極的に関与することの可能性」などを重視する新しい見解が示された。

思考力を測るテストや,批判的に考えることを重視するカリキュラムがどのようなものか,知りたいですね。