「思考研究の動向」(鈴木先生)

青山学院大学鈴木宏昭先生が書かれた,「思考研究の動向」という論文のPDFファイルが,鈴木先生のブログからリンクが貼られています(2年半前の記事ですが,最近トラックバックがついていたので思い出しました)。
http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/archives/2004/10/post_16.html

思考研究のこれまでとこれからがコンパクトにまとめられており,思考研究の大きな流れを俯瞰的に理解できる,とてもありがたいものです。論文では,思考研究のこれからについて,次のようにまとめられています。

21 世紀の思考研究は、外界と相互作用しつつ、絶えず変化し、生成、創造を繰り返すシステムとして思考を捉え直し、その視点から研究をさらに進めていく必要がある。そのためには心理学、計算機科学、生物学、神経科学のいっそう緊密な連携が必要となるだろう。

これから研究や教育を考え,評価していく上で重要な視点ですね(ひとごとではありませんが)。