2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

批判的思考本来の意味がぼやけてる?

とあるブログにコメントとして書いたので,こちらにも転載しておきます。これは,批判的思考に関するシンポジウムに参加された方が,「批判的思考がなんだか「要するに賢いこと」みたいになってきて,本来の概念の意味がぼんやりしてきてないだろうか」とい…

教師が飛躍するとき(4)−うまくいかないときの対処法

前回に引き続き、『教師が飛躍するとき』という本を読んでいます(今日で最後です)。平林和枝先生の「研鑽を積み重ねて」という論考では,「教師が力を入れるほど,子どもがしらけたり教師と違う方向に行く」場合の対処法が書かれていました。それは次のよ…

教師が飛躍するとき(3)−見守るか,指導するか

前回に引き続き、『教師が飛躍するとき』という本を読んでいます(進んでいない...)。飯島修治先生の「自分を生徒の立場において」という論考は,興味深いものでした。飯島先生は,理学部を出て高校の教師になっているのですが,定時制で勤務しながら大…

教師が飛躍するとき(2)−思いや行動を可視化する

前回に引き続き、『教師が飛躍するとき』という本を読んでいるのですが、他の章では、たとえば「赴任校で教師同士が磨き合う雰囲気があったので成長できた」みたいな感じのものが多く、「考えることについて考える」ことにつながるものは、なかなか見当たり…

教師が飛躍するとき(1)−一人ひとりの思いを可視化して問題解決

今、『教師が飛躍するとき』という本を読んでいます。この本は、10人の教師がそれぞれ体験した「飛躍したとき」のことについて語っている本です。教師が飛躍するとき―つまずきの克服・成長の仕方作者: 横尾浩一出版社/メーカー: 学陽書房発売日: 1995/03メデ…