今回は,豊臣秀吉の「ピンチがチャンスになった」話を見つけました。

こういう記述がありました。

秀吉にとっての「国」とは領地(分国)のことではなく,最初から国家全体に近いイメージだったのではないでしょうか。裸一貫から始めた人間だったからこそ,逆説的に一足飛びに広い視野を持ちえたという可能性はあります。

これは,もともと大名や領主の息子だった大名は,自分の持って生まれた地盤があるので,そこの周りに領地を増やしていこうと考えるのに対し,秀吉はそれがないので,全国に飛び地的に利益の高そうな土地を領地とすることができ,全国レベルのスケールで国を考えることができた,というのです。

持たざる者であるが故に,持てる者にはない発想ができる,という意味で,これも一種の「ピンチがあるからそれ以上のチャンスが得られた」ことに近いのではないかと思いました。